たぶん鍼灸って、まだ経験したことがない人のほうが多いのかもしれません。
なんせ全国の鍼灸受診率は10%を切っている現在ですので、ほとんどの方は鍼灸を受けたことがない。
もしくは鍼灸の存在すら知らないという方もいるのかもしれません。
しかも「鍼って痛そう」「お灸って熱そう」なんてネガティブなイメージを持っている方も多そうですからね。
今回は鍼を刺したときの痛みについてお話しますが、正直な話、鍼を刺した際の痛みは完全無痛とは言えません。
ごめんなさい…。
だって鍼を刺すわけですからね。
鍼灸の鍼は髪の毛ほどの細さで注射針のように太くはありませんよ。
なんて言い方をよくするのですが、残念ながら全く何も感じないということは難しいのが現実です。
でもできるだけ痛くないように刺してはいきます。
また痛みの感じ方には個人差もあり、人によって感じ方がかわってきます。
Aさんはほとんど痛みを感じないのに、Bさんは痛く感じてしまうという場合もあることをご承知いただきたいのです。
鍼灸に限らず何でもそうですが、個人差はありますよね。
怪我をしても同じです。
「痛い、痛い」と大騒ぎする人
「これくらどうってことないよ」という人
黙ってじっと我慢する人。
当サロンのお客様はほとんどの方が「刺さっていることがわからない」とおっしゃいます。
むしろ「気持よかった」とおっしゃる方のほうが多いですし、施術中に寝てしまわれる方もいます。
そんな鍼の施術ですが、初めての鍼灸が怖くて緊張するのはごくごく当たり前です。
ぜひ、その気持ちを鍼灸師に伝えてください。
その気持ちにもしっかり配慮して施術をしますよ。
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